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JIS照度基準-住宅編

住宅の照度基準では、年齢が高くなるにつれて、対象物を見る際に高い照度が必要となるという点に注意が必要でしょう。
特に、高齢者がいらっしゃるご家庭では、細かい作業を行う際の手元照明などにも十分な照度が求められます。もちろん、照明が明るすぎても疲れ目を誘発することになりますから、照度計によって適切な明るさを把握することをお勧めします。

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時と場合に応じて最適の照度を選ぶことも大切です。

ご家族で団欒のひと時を過ごす場合なら、居間の照度は150~300ルクス程度あれば十分ですが、じっくりと読書したりする場合は、300~750ルクス位の照度が求められます。
手芸や裁縫のように目を凝らして行う作業は、1000ルクス以上の照度条件を満たした照明のもとで行うのが理想と言えるでしょう。

お子さんの目の健康に配慮することもきわめて重要です。
薄暗い状態で遊びにふけることを避けさせ、子供部屋では、150~300ルクス程度の照度を常に確保してあげる必要があります。
また、読書や勉強の際には、500~1000ルクスの照度条件を満たすよう留意してあげてください。
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